Webに関するトラフィック解析サービス米Net Applicationsの6月のOSやブラウザ統計調査によると、オンライン・ユーザのApple Mac OSのシェアは5月の7.83%から数字を伸ばして、過去最高となる7.94%に、また「Safari」のシェアも5月の6.22%から上昇し過去最高の6.31%を記録しています。
Mac OSの内訳はIntelベースが先月の5.02%から増加して5.25%に、PowerPCベースは先月の2.81%から数字を下げて2.69%になっており、IntelベースのMacが相変わらずPPCを引き離しつつあります。Intel Macのシェアはここ1年で2倍近くになっています。
一方のWindowsOSは5月91.17%から90.89%に減少しています。

Appleモバイルの動向は、「iPhone」のシェアは5月と同じ0.16%。
ウェブブラウザのシェアについて、トップはMicrosoftのIEで73.01%（5月73.75%）、2位はFirefoxで19.03%（5月18.41%）、3位がSafariで6.31%（5月6.22%）、以下Opera 0.73%（5月0.71%）、Netscape 0.67%（5月0.62%）、Mozilla 0.09%（5月0.08%）と続いています。「Sfari」と「Firefox」が「IE」からシェアを奪う構図はここのところの定番。IEはこの1年で6%以上シェアを落としています。
＊これらのデータは、Net Applicationsにより、およそ40,000のウェブサイト（主としてe-コマースサイトや法人サイト）から収集されたデータの統計です。
＊同社は以前、Windowsの数字は、MacのWindows仮想化利用がわずかに貢献している可能性があると指摘しています。

9 to 5 Macでは、Retail Weekが、世界の訪問すべき100ショップを発表していると伝えており、このなかでApple直営店のロンドン リージェント・ストリート店とニューヨーク 5番街店が選ばれています。
評価基準は、製品、サービス、創造性における優秀性で、ロンドンのリージェント・ストリート店はシンプルさと広々とした雰囲気、素晴らしいサービスが評価されており、ニューヨーク5番街店は、ユニークなショップデザインと知的さを得られる空間をAppleブランドと結びつけて絶賛されています。
日本のショップも数店エントリーしており、新宿伊勢丹、東急ハンズなどがリストアップされています。

2日前にZDNetからリリースされた「Mac Pro」をクロックアップする無料ツール「ZDNet Clock Tool 1.0 for Mac Pro」について、Hardmacでは、一部ユーザの間で効果が出ないという声があり、いくつかテストを行った結果、メモリモジュールとの兼ね合いが要因のようだと伝えています。
また、細かな問題点として、音の出力が不安定になったり、マシンの時間が速く進むなどの点が挙げられています。
しかし、いくつかの小さな問題はあるにせよ、クロックアップできるのは事実であり、今後、対応機種の拡張に期待したいと述べています。

Hardmacによると、3.2GHzクアッドコアIntel Xeonのクロック周波数が3.7GHzにまでアップして安定動作したとのこと。
「ZDNet Clock Tool 1.0 for Mac Pro」はZDNet.deから無料で提供されています（ダウンロードサイト）。

Computerworldでは、Appleから今日リリースされた「Mac OS X 10.5.4」について、数週間前に発見されたリモート・デスクトップ用コンポーネント「ARDAgent」のセキュリティ・ホールが未解決であると伝えています。

Appleは、ARDAgentの脆弱性が発見される以前より、OS X 10.5.4の開発に取り組んできた。OSのアップデートは、複雑に絡み合うさまざまな要素への対応が必要であり、ARDAgentの脆弱性を修正すると新たにテストを行わなければならず、OSアップデートのリリースが遅れる可能性があった。

今回別途スタンドアローンでセキュリティ・アップデートがリリースされたのはこのためであり、問題のあることを承知でv10.5.4をリリースしたのだと指摘しています。

OS X 10.5.4アップデートの内容では、変更個所を見つけるほうが難しいぐらいほとんど手が加えられておらず、また、新たな定義が追加されたのは「MobileMe」向けのものだけだったそうです。

アクト・ツーが、ディスクバックアップユーティリティ「Retrospect 6.1 for Macintosh」の最新アップデータ 6.1.230 を公開しています（Mac OS 10.1.5 以降対応・46.19 MB）。

ITmediaでは、Adobe Systemsが、Flashを使ったWebコンテンツやアプリケーションを検索しやすくするために、GoogleおよびYahoo!と提携したことを明らかにしたと伝えています。
従来のサーチエンジンでは、Flashコンテンツを検索インデックスに取り込むのは困難だとされていましたが、Adobeが最適化されたFlash Player技術を提供することで、多数のリッチインターネットアプリケーション（RIA）やWebコンテンツがインデックス可能になるそうです。
Googleは既にFlash Playerを検索エンジンに取り入れており、オフィシャルブログのなかでも、Flashインデックスアルゴリズムをスタートさせたので、検索結果にも成果が出るだろうと指摘しています。

マイクロソフトが、7月1日（火）より、マウスおよびキーボードの合計15製品を対象に、現行のメーカー希望小売価格から最大で22％の値下げをはじめとする価格改定を実施すると発表しています。
例えば、「Microsoft Wireless Notebook Optical Mouse 3000」は、3,400円から2,800円に約18%値下げされています。キーボードは「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」のセットものだけで、その他はマウスが対象。

エプソン販売株式会社が、8月20日出荷分よりインクジェットプリンター用紙の製品価格を値上げすると発表しています。

インクジェットプリンタ用専用紙の主要原材料であるチップやパルプの価格高騰、さらに原油価格の歴史的高騰を受けて、包装資材、燃料費など原材料費が上昇してきております。エプソンは生産性の向上やコスト削減などの施策に取り組んでまいりましたが、製品の品質維持と安定供給の観点からも、企業努力のみでこれを吸収することが困難であると判断し、やむを得ず、一部商品の卸価格を値上げすることといたしました。

写真用紙＜光沢＞、写真用紙＜絹目調＞、スーパーファイン紙などは約2～4%の値上げとなり、両面上質普通紙＜再生紙＞は約10%値上げされます。

スーパーマーケットチェーン西友が、2008年7月2日午前0時より、一部店舗除き全店舗にて「iTunes Card」の取り扱いを開始すると公表しています。

AppleInsiderは、今日リリースされた「Mac OS X 10.5.4 アップデート」には、Appleのオンラインサービス「MobileMe」への重要なサポートが含まれており、ほかにも、「InDesign」や「Photoshop」などのAdobe CS3のソフト使用時に、リモートサーバで開いたファイルをローカルに保存しようとすると正確にセーブできないバグなども修正されているようだと伝えています。