先週、Appleと中国最大の通信キャリアであるチャイナ・モバイル（中国移動）が、中国国内における「iPhone 3G」発売に関して、両社は最大の難関を突破し、今後は実用的な問題に焦点を当てて話し合うと伝えられたばかりですが、IBTimesでは、30日の中国メディア報道によると、中国通信コンサルティング会社である万方コンサルト(WanFang Consult) のディレクター付亮氏が

チャイナ・モバイル（中国移動）が「iPhone」を中国市場に導入する場合、3G版ではなく、2G版となる可能性が大きい

とコメントしたと伝えています。
同氏はその理由として、「TD規格」が中国独自の3G規格であるため、Appleが「TD—SCDMA」規格に適う「iPhone 3G」を開発する可能性は少ないと言及、中国移動の2G規格はヨーロッパやアジアを中心に100ヶ国以上で利用されている「GSM」であると指摘したそうです。
さらに、中国における「iPhone」発売は、チャイナ・モバイルの方が、同国第2位の通信キャリアであるチャイナ・ユニコム（中国聯通）より可能性が高いそうです。
Appleのスティーブ・ジョブズCEOは、年内には中国とロシアにおいて「iPhone」を提供するとコメントしていました。

ZDNetでは、CNBCによると、米Microsoftのビル・ゲイツ氏がNBCの番組のなかで、米Yahoo!との契約は実現しないだろうと述べたと伝えています。
さらに、このインタビューの中で同氏は、Microsoftスティーブ・バルマーCEOが「他のたくさんの機会」を見つけてくれるだろうと言及したとのことです。
ゲイツ氏は先週でMicrosoftの常勤職を退いて非常勤の会長として勤務し、今後は自らが設立した370億ドルの資金を有する慈善団体の運営を主体に活動する予定です。

ブログ・ソフトウェア大手シックス・アパートが、「Movable Type 4」プラットフォームにソーシャル･メディア機能を追加するオプション・ソフトウェア「Movable Type コミュニティ・ソリューション（MTCS）」を、「Movable Type」本体に無償でバンドルし、最新版の「Movable Type 4.2」から統合した形で提供すると発表しています（発表資料[PDF]）。

これに伴って、現在実施中のベータテスト期間を当初の予定より延長し、MTCSをバンドルした「Movable Type 4.2」を2008年7月中に出荷開始する予定。
「Movable Type 4.2」基本ライセンスパック(1サーバー・5ユーザー) は、52,500円(税込) 。

ZDNetでは、米国時間7月11日に「iPhone」のファームウェアv2.0がリリースされ、「App Store」もオープンする予定のなか、期待される「iPhone」向けアプリをいくつか紹介しています。

中日新聞では、社説のなかで、Appleの携帯電話iPhone（アイフォーン）の発売と基本ソフト無料化という二つの大波が、日本の携帯市場に押し寄せつつあるとし、前人気も高く“黒船到来”にたとえる声もあると言及、Appleのほかにも、今後GoogleやNokiaも基本ソフトを無料で提供する予定であり、これらはOSの無料化により携帯メーカーをグループに囲い込んで行く意味もあると伝えています。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
Appleの「iPhone」向け基本ソフトが無料？ オープンソースの「Android」プラットフォームは、完全にオープンかつ無料だといえるでしょうが、「iPhone」に搭載されている「OS X」（基本ソフト）は、携帯の本体価格にもちろん含まれていますし、ほかの企業がオープンに使える訳でもありません。「iPhone SDK」（iPhone向けのソフトウェア開発キット）はオープンに無料で公開されているので、そちらと勘違いしたかな？ アプリケーション郡は基本ソフトとは違いますので.. 中日新聞、本意はいかに？

トリニティーワークスから、AppleキーボードをWindowsで利用可能にするドライバ「AppleK Pro for XP v3.2.1」(Windows XP版) と「AppleK Pro for Vista 32bit v3.2.1」(Vista 32bit版) がリリースされています。
AppleキーボードをWindowsで利用可能にするドライバで、MacとWindowsの操作方法が共通になり、Macのショートカット操作はそのままの操作が可能になります。このバージョンでは、USB切替器利用時の起動不具合に対応。
MacBookなどIntel Macの場合はAppleK BC for XP、AppleK BC for Vistaをそれぞれ参照。無料試用可能、シェアウェア各2,480円、アップグレード価格1,380円 (XP)、1,600円 (Vista)。

ITmediaでは、Nokiaは、英Symbian買収してSymbian OSをオープン化することで、Appleよりも「オープン」に見えるようになり、また、それをメッセージとして訴えることができることで、Nokiaの地位が強化され、少なくとも、Google、LiMo、またはAppleが何をしてもNokiaのモバイル市場における足場は揺るがないと指摘しています。
モバイル機器のソフトウェア・リサーチ・ディレクターであるジェフ・ブラバー氏は、

Appleは技術面でバーの高さを引き上げた。Symbianライセンスを取得するメーカーは、iPhoneのタッチスクリーン・ユーザーインタフェース、高パフォーマンス、使いやすい開発ツールに早急に対抗する必要がある

と述べています。

Apple Store銀座の3Fシアターで開催されたオーディエンス参加型カンファレンス「Web Business Shuffle 2.0」の模様がYouTubeに多数アップロードされています。「You’ve gotta solution!　～ クラウドコンピューティング・セミナー」など多数。

IT業界関係者だけでなく、むしろ一般の方々の心をもくすぐる、 エンターテイメント・スピリット溢れるイベントです。
「Web Business Shuffle 2.0」- 略してWBS2.0。
このイベントをチェックすれば、あなたもきっとIT通になれる！

この他にもビデオ50本以上。詳しくはYouTube「UniversalPodcast」まで。

ifoAppleStoreでは、6月19日（木）午後5時にオープンした南半球初+世界で2番目に大きいApple Storeシドニーのグランドオープンの模様を納めた長編ビデオを公開しています。世界で最も長い20mのGenius Barや細部にまでこだわった店内の様子（建設費15億円）も詳しく見れます。

MacRumorsでは、カナダの「iPhone」販売キャリアであるRogers Communicationsのストアで得たメモ情報によると（via iPhoneinCanada.ca）、「iPhone 3G」のアクティベーションは、Appleからダウンロード可能なアクティベーション専用バージョンの「iTunes」を経由して行なうようになるかもしれないと伝えています。
詳しいことは明らかになっていませんが、7月11日にリリースされる「iTunes 7.7」にアクティベート専用モードが含まれることになるのかもしれません。