Mac Rumorsでは、世界最大の家電展示会 2008 International CES で、Intelが、45nmテクノロジとしては初となるノート向けモバイルプロセッサを含む16種類の新しい「Penryn」プロセッサを発表したと伝えています。Intelの発表には、AppleのMacノートに関する言及はありませんでしたが、Appleは、来週1月15日に迫っているMacworldにおいて、このモバイル向け「Penryn」プロセッサを搭載した「MacBook Pro」や（もしかしたら）ウルトラポータブルMacノートを発表すると噂されています。

ロイターでは、デジタル音楽販売大手米 Napster（ナップスター）が、2008年第2四半期からデジタル著作権管理（DRM）無しのMP3フォーマットで楽曲配信サービスを開始することを明らかにしたと伝えています。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
最近では、米Warner Music Groupが、米Amazon.com経由で、DRMフリーのMP3楽曲の販売を開始したり、Sony BMG Music Entertainmentも同じく米Amazon.com経由での販売を計画する報道がされるなどDRM廃止は大きな流れになっています。
Apple CEOのスティーブ・ジョブズ氏も、昨年2月6日、Appleウェブサイト上で、レコード会社に対して楽曲のDRMを廃止するべきだと呼びかけました。

Macworldでは、電気機器メーカー大手 JVC が、 iPod Dock を搭載した薄型液晶テレビを、1月7日からラスベガスで開催される世界最大の家電展示会 International Consumer Electronics Show (CES) で発表すると伝えています。32インチ、42インチ、47インチ、52インチの4つのニューモデルが2008年3月〜2008年中頃にかけて順次発売される予定ですが価格はまだ分かっていません。Dockに「iPod」を置くと画面にコントロールメニューが表示され、テレビのリモコンで音楽や動画を呼び出すことができるということです。また、そのリモコンには「iPod」のコントロールホイールに似た円形のキーパッドが組み込まれているとのこと。音楽を再生しながら写真を見たり通常のテレビをみたりすることもできます。
【in Addition】
JVC は、CES において、この「iPod Dock」搭載の液晶テレビのほかにも、2つの「iPod」を同時に置くことが出来るドッキングステーション「NX-PN7」やフリップダウン式のDock搭載のコンポ「UX-GP5」も発表します。
＊ JVC（Victor Company of Japan, Limited）は、日本ビクターの海外ブランド名です。

Mac Rumorsでは、Macworldが迫っているなか、ウルトラポータブルMacノートに関して、多くのコンセプトデザインが出回っているようだが、以前Appleが特許申請している多機能なワイド・タッチパッドを導入したデザインが非常に説得力があると伝えています。

Mac Rumorsでは、エンタメ情報サイトVarietyによると、フォックスとディズニー（他にも提携する映画会社があるかもしれませんが）が参加して新しくスタートを切る「iTunes」映画レンタルサービスについて、（再生開始から）24時間の制限付きで提供され、レンタル料金は2ドルから5ドルになると予想していると伝えています。
これによると、レンタル期間は30日間になるだろうという以前の噂よりもかなり短くなるかもしれません。24時間制限における再生回数の制限については言及されていません。
また、フォックスとディズニー以外の「iTunes Sotre」に参加する映画会社の候補として、パラマウント、MGM、ライオンズゲイトの名が挙がっています。ソニー・ピクチャーズ、ユニバーサル、ワーナー・ブラザーズは、競合する部分があるのでサービスに参加しない模様です。
ただし、Varietyでは、この記事に対する情報ソースを明らかにしていないため、単なる予想なのかもしれません。

MacDailyNewsでは、ヒップホップ界のスーパー・プロデューサーJust Blazeが、Appleのクリスマスパーティでパフォーマンスをして1台のウルトラ・ポータブル・Macノートの提供を約束されたというReg Hardwareに掲載されている噂を伝えています。Just Blazeは、Apple社主催の従業員向けのイベントでパフォーマンスをした有名ミュージシャンのうちの一人であり、Macworldで発表されると噂のウルトラ・ポータブル・Macノートをギャラ代わりとして1人1台の提供の約束を交わしたそうです。

先日、20世紀フォックスが「iTunes Store」のビデオ・オン・デマンド（VOD）サービスへ参加することが表面化しましたが、New York Timesによると、年明けに迫ったMacworldではこの他にもいくつかの企業（少なくとも1社以上）との提携が発表されるかもしれないと伝えています。ただし、「iTunes」での映画レンタルサービスが、Appleの提供するApple TVシステム普及に大きな力となるかどうかは不明瞭だとしています。同記事ではさらに、SonyやHP, MicrosoftなどのPC業界のエンターテイメント化の流れの中で、Apple TVの担う役割は重要だとも伝えています。

PC Worldでは、「もっとも革新的な製品ベスト25（The 25 Most Innovative Products of the Year）」のリストを掲載しており、Appleの「iPhone」が第2位になっています。ちなみに1位はGoogleが提供しているオフラインでもWebアプリが使えるプラグイン「Google Gears」。

MacNNでは、Amazonの発表によると、Appleの複数の製品がAmazonの「Best of 2007」リストに選ばれていると伝えています。 [Read More »]

Financial Timesでは、Appleが、メディア大手ニューズ・コーポレーション傘下の映画会社、20世紀フォックスとインターネット上のビデオ・オン・デマンド（VOD）サービスで提携したと伝えています。これにより「iTunes Store」で20世紀フォックスの作品をダウンロードすることが可能になります。正式な発表は年明け1月に開催されるMacworldの場になりそうです。
また、同記事では、Appleは、ソニー・ピクチャーズ、パラマウント、およびワーナー・ブラザーズとも協議中だとしていますが、Macworld開催までに合意に達するかどうかは不透明だと伝えています。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
映画というのは、そう何度も観るものでなく、1、2度程度しか観ない傾向がありますから、高い値段で売るより、手頃な価格でレンタルやVODで提供した方がいいのではということ。11月にリリースされた「iTunes7.5」のコード中に「映画のレンタル」と「ビデオオンデマンド（VOD）」の機能を示唆するコードが含まれていたことで、以前から噂になっていました。他で既にサービスが始まっており、完全後追いの状況でどこまで食い込めるかは未知数。20世紀フォックス以外の開拓も必要。

【UPDATE】
この件は、今日の日本経済新聞夕刊でも報じられました。