アップルが、「iTunes presents LIVE from Tokyo：EMI MARIA」と題して、注目されているR&BアーティストであるEMI MARIAさんのインタビュー記事を掲載しています。

2008年7月にリリースされた1stシングル『I gotta -Summer Kiss-』がiTunes Storeの「今週のシングル」（2008年6月25日〜7月1日）に選ばれ、今最も注目すべきR&BアーティストであるEMI MARIAさんが、9月15日にアップルストア渋谷に登場しライブイベントを行いました。

ご自身はApple Storeで「iPod nano」のパープルを購入したとのこと。

東京でのライブは初めてだったし、すごく緊張しました。実は、ライブの2日くらい前にアップルストアに下見に来たんです（笑）。その時に新しいiPod nanoのパープルに一目惚れをして購入したのですが、ストアの店員さんがとても親切に接してくれて、それで少しホっと安心しましたね。

BusinessWeekは、読者や同誌スタッフによって選出した「The 25 Most Influential People on the Web（Web上でもっとも影響力のある25人）」を発表しており、AppleのSteve Jobs（スティーブ・ジョブズ）CEOが、MicrosoftのSteve Ballmer氏やMozillaのMitchell Baker氏、Amazon.comのJeff Bezos氏、Myspace.comのRupert Murdoch氏らと共に選出されています。
Steve Jobs氏は「The Mastermind（マスターマインド）」と評されて、その指導力や発想力の豊かさが高く評価されています。

寸評では、以下のように記されています。

Having brought Apple back from the brink of a premature death following his return to the CEO’s office in 1996, Jobs has revolutionized how we consume media of all kinds, whether music, TV shows, and movies. Itunes is now the biggest retailer of music, be it digital or tangible—in the U.S., having sold 5 billion songs as of June. Since 2007 he’s turned his attention to the wireless world, challenging entrenched players like Motorola and Research In Motion with the iPhone.
（以下日本語訳 translated by Tsugawa.Tv）
ジョブズ氏は1996年にAppleのCEOに復帰後、音楽やテレビ番組、映画などさまざまなメディアへの接し方に変革をもたらし、Apple社を見事復活の道へ導きました。
iTunesは、今や全米で最大の音楽小売業者となり、今年6月には楽曲販売件数が50億曲を突破しました。
2007年以降はワイヤレスの分野へと進出し、Motorola社やResearch In Motion社のような強敵に対して「iPhone」を武器に立ち向かっています。

Appleは、「OS X Leopard」を土台とした次期メジャーバージョンMac OS X 10.6 Snow Leopardについて、2008年6月10日WWDCにおけるデベロッパ向けプレビュー以来、初となるプレリリース版のシードに向けて準備しているようです（via AppleInsider）。

今回のプレリリース版はごく一部の関係者にしか配布されない模様ですが、以前示されたプレビュー版よりも、多くの面で改良が加えられていると見られているようです。
また、Snow Leopardは、新機能の搭載よりも、「OS X」自身の性能を高めることで、「今後さらに追加される何千もの新機能の基礎となる」将来的な革新に向けての基礎を築くことに注力されているとされています。
「Snow Leopard」はコードネーム「Grand Central」という新技術を使って、マルチコアプロセッサをサポートするほか、Open Computing Language (OpenCL) のサポートにより、膨大なGPU計算能力がさまざまなアプリケーションで利用可能となり、システムメモリのソフトウェア制限が16TBのRAMにまで向上するとされています。

この「Snow Leopard」のプレリリース版は、まもなく発表される予定のリデザインされるであろうMacBookファミリーの登場時期と重なった感もあります。
また、Leopardの次期バージョン「Mac OS X 10.5.6」では、次世代DVDフォーマットである「Blu-ray」をサポートするという噂もあります。

LotusスイートがようやくiPhoneにネイティブ対応、ビジネスユースにどこまで切り込めるか

IBMが、「iPhone」向けのLotus Notesクライアント「Lotus iNotes ultralite」を発表しています。
これにより「Lotus Notes」の電子メールやカレンダー、アドレス帳などの情報に対し「iPhone」のWebブラウザ「Safari」からアクセス可能となります。
Lotus iNotes ultraliteは、「Lotus Notes」の最新版バージョンに含まれるほか、ソフトウェアライセンス所有者は無料で入手可能となっています。

今年1月頃には同ソフトがリリースされるとの噂がありましたが、セキュリティ面での問題解決に時間がかかったようです。

Lotus Notes and Domino Has Grown to 140 Million Users Worldwide

IBMによれば、Lotusライセンス保有企業は、世界で1億4,000万を超えているとのことで、エンタープライズ向けサービスの充実により、「iPhone」の市場シェアはさらに向上しそうです。

iPhoneは既に「Microsoft Exchange ActiveSync」をサポートしており、プッシュ型のメール、カレンダー、連絡先に対応しています。

AppleInsiderでは、Fortuneによると、Copyright Royalty Board (CRB) は、今週木曜日に、米音楽出版社協会が「iTunes」などのデジタル音楽サービスから徴収する著作権料率を1曲あたり9セントから15セントへ（約66%）引き上げるよう求めている案件について裁定を下す予定だと伝えています。

米音楽出版社協会のDavid Israelite代表は、

Appleは、iTunesから安い価格で曲を販売することで、iPodの販売に繋げたい思惑があるのだろうが、iPodが売れても我々には一銭も入って来ない

と述べています。
最近では、インターネットラジオのストリーミング配信の著作権料徴収を巡っても問題になりました。

サイバーエリアリサーチは、IPアドレスやドメイン名から利用者の地域やインターネット接続環境情報を検索するサービスである「IPひろば」が、2008年10月1日からiPhoneでも利用可能になると発表しています（via ZDNet）。

IPひろばの検索結果は、ブログや掲示板での迷惑トラックバックやコメント管理のほかに、ウィルスの発信元調査やオンライン犯罪の初期捜査にも利用されており、今回のiPhone対応版「IPひろば」により、iPhoneのインターフェースの快適な操作性を実現し、外出先でも手軽にサービスを利用可能になるとしています。

Mac OS Xでソフトウェアを簡単にアップデートできるツール

Googleがデベロッパ向けに、複数製品のアップデートが柔軟に行えるオープンソースのMac OS Xフレームワーク「Update Engine」をリリースしています。
Cocoaアプリ、スクリーンセーバー、設定ウィンドウなどを含むほぼすべてのソフトウェアに対応し、カーネルの拡張や通常のファイル、ルート権限を要するアプリケーションにも対応できるとしています。
このソフトの導入によって、Mac OS X対応のソフトウェアのアップデートに関して、複数の製品をあたかもひとつの製品のように扱うことができると言及されています。

Update Engine is a flexible Mac OS X framework that can help developers keep their products up-to-date. It can update nearly any type of software, including Cocoa apps, screen savers, and preference panes. It can even update kernel extensions, regular files, and root-owned applications. Update Engine can even update multiple products just as easily as it can update one.

Update EngineのコードライセンスはApache License 2.0、ダウンロードはこちらのページで可能。

NYダウ急反発485ドル高、過去3番目の上げ幅

9月29日（米国現地時間）Apple株は米金融恐慌危機のあおりを食い18%も大幅下落しましたが、9月30日の米株式市場は急反発し、割安感のあるApple株が大いに買われる展開となって、前日比で8.40ドル（7.98%）値を上げ、終値113.66ドルで引けました。出来高は通常の倍近くの57,205,449でした。

Google株が誤って2分間で16％急落の珍事
Google株が、誤った注文によって、取引終了間際の2分間で16％以上下落しました。
米ナスダックは、30日午後3時57分から4時02分に取引された注文の一部を取り消す裁定を下して、Google株の終値を前日比5.12％高と修正しました。

iPhoneへのFlash搭載の可能性は？Appleは別のフレームワークを導入か？

「iPhone/iPod touch」がFlashテクノロジをサポートしていないことで、ネット上で配信されている多くのリッチな動画コンテンツを見れない制限を受けているなか、MacRumorsでは、Flash Magazineによると、Adobe Systemsのエンジニアリング・ディレクターであるPaul Betlem氏が、Adobeの「Flash on the Beach Conference」のタウンホールミーティングにおいて、iPhone版「Adobe Flash Player」がリリースできるかどうかはAppleの承認次第であり、もしApple側がGOサインを出すならばすぐにでも提供できる準備が整っていると述べたと伝えています。

Adobeは、6月にはテスト環境下のSDKエミュレーションで動作するFlashバージョンを既に開発済みで、今後「iPhone」デバイス向けに環境移管すると報じられていました。
Wall Street Journalでは、AppleとAdobeがFlash未対応を巡って、険悪な関係になっていると指摘するなど、これまで長年に渡り良好な関係を築いてきた両社にとり「iPhone」でのFlash対応は最大の懸案事項だといえるでしょう。
Betlem氏は、

我々の開発チームはiPhone向けのFlash開発に取り組んでいますが、これは閉ざされたプラットフォームです。
すべてはApple側の決断次第であって、言い換えれば、Apple側にすべて投げかけているところです。

と述べたそうです。
一方、Appleのスティーヴ・ジョブズCEOは以前から、「iPhone」でのバッテリ消費量を理由に、Flash搭載を拒否する構えを貫いています。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
以前にも同様の発言を一部Adobeのエンジニアから聞いたことがあります。
Appleは閉ざされたプラットフォームを提供しているのではなく、Flashのモバイル環境への適応度が低いと見ているのだと思います。
このようなAdobeのアクションの一方で、Appleは、ブラウザにおいてプラグイン無しでインタラクティブな実行環境が可能な「SproutCore」というオープンソースのJavaScriptフレームワークの開発を押し進めています。FlashやMicrosoftのSilverlightの制約に縛られないAppleのオープンな環境模索がAdobeにはやっかいであり「閉鎖的」だと見えるのかもしれません。

ついに24時間以内の出荷体制に – 新型第2世代「iPod touch」

アップルのオンラインストアで、昨日（2008年9月30日）の午後9時50分時に出荷予定が 1-2 営業日だった「iPod touch」の納期がさらに短縮されて、24時間以内の発送が可能になっています。香港の出荷予定も日本同様24時間以内になりました。

しかし、米国、カナダ、韓国のApple Storeでは、今現在でも全モデルが出荷予定 1-3 営業日のままで、台湾は 2-4 営業日、英国、フランス、イタリア、スイスなどでも 3-5 営業日のままで先ほどから特に変更はされていません。

ただ、生産ラインと物流が安定してきたのは確実であり、今後は家電量販店やネット通販小売りにおける供給体制も確立されていくものと思われます。