DisplaySearchによると、2008年Q2の北米ノート型パソコン市場で、AppleのMacBook製品は、前年同期のシェア6.6%から、6割を超える成長をみせて10.6%にまでシェアを拡大させました（via AppleInsider）。
東芝とAcerがシェアを落としたことがひとつの大きな要因のようです。Acerは、昨年GatewayとeMachinesおよびPackard Bellを買収して、一気に世界シェアを拡大しましたが、ここ2~3四半期の売上は低迷しており、欧州でもアフリカでもシェアを大きく落としていています。
2008年Q2には、13.3インチから16インチレベルのノート型パソコンがもっとも大きく数字を伸ばしており、実に全体の88%を占めるそうです。
一方で、日本では最近話題に事欠かない10.4から12.2インチレベルのウルトラポータブルPCのシェアは、4%程度にとどまっています。

ドイツT-Systems社が、Apple MacBook Proの紹介ページに、スクリーンの周囲が黒く縁取られた、謎の写真を掲載しています。
今現在ページに記述されているスペックなどは現行機種と同様ですが、正体不明の写真がネットで憶測を呼んでします（via MacRumors）。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
黒ふちは、なんとなく「iMac」を思わせ、ホンモノの可能性も無い訳ではないと思いますが、ショップのアクセス数を増やす確信犯的な行動であるとするなら、ある意味成功を収めたともいえます。
ちなみに、Photoshopで拡大して検証してみましたが、元画像がそれほど大きく無いので、ハッキリしたことは言えませんが、適当にブラシツールなどで塗りつぶした画像ではなく、光沢や影もしっかり付いたきちんとした写真であり、Appleから支給されるレベルのものです。

先週Appleから、8GBと16GBの第4世代「iPod nano」が発表されリリースされましたが、欧州の一部市場では、Appleからまったくアナウンスされなかった第4世代の4GBモデル（全9色）が販売されているとのことです（via Engadget）。
オランダのA Macでは、4GBモデルが実際に119ユーロ（約18,000円）で販売されており、同ショップで比較すると8GBモデルより20ユーロ、16GBモデルより70ユーロ安い金額設定になっています。
Appleのスポークスマンによれば、いくつかの国際市場向けに限られた数の4GBのiPod nanoを作ったのは確かだと認める一方で、商品のメイン構成にはならないのだとのこと。

Adobe Systemsは、米国時間9月23日に「Adobe Creative Suite 4 (CS4)」の詳細を明らかにするスペシャルWebイベントを行いますが、AppleInsiderでは、Adobe CS4のテストに関わった従業員と顧客の話として、CS4には新たな機能はわずかしか追加されず、新バージョンというよりも、むしろメンテバージョンという色が濃いと指摘していると伝えています。
なお、スペシャルWebイベントへの参加には、事前の登録が必要であり、こちらの登録ページで受け付けています。
【関連記事】Adobe Photoshop CS4 のインターフェースとスクリーンショット

デジタルステージは、ホームページ作成ソフト「BiND2」と「IDPlus」の発売を記念したイベントを、9月22日（月）18時30分から、アップルストア銀座（ASG）3Fシアタールームにて行うと発表しています。

クウジットが、リクルートが提供するサービス「Hotpepper for iPhone」に、無線LAN （Wi-Fi）電波で現在位置を推定する技術「PlaceEngine」を提供すると発表しています。

「Hotpepper for iPhone」とは、自分の所在地からリクルートの「Hot Pepper」で提供する店舗情報などを検索することができるiPhoneのネィティブアプリケーションで、アップルジャパン株式会社のApp Storeより無償ダウンロードが開始されました。

「PlaceEngine」とは、ノートPCやスマートフォンなどの無線LAN(Wi-Fi）搭載機器で、 現在位置を求めることができる技術。
現在「PlaceEngineクライアント for Macintosh update」（ベータ版）がリリースされています（MacOS X 10.4以降に対応）。

Adobe Systemsから、リッチ・インターネット・アプリケーション（RIA）実行環境「Adobe AIR」のLinux版（ベータ）がリリースされています。ブログ記事で明らかにされました。
Adobe Labsで公開されていますが、開発者向けのベータ版であり、一部機能（DRMとインストールバッジ）は非サポート。
日本語はサポートされています。

Macworld UKでは、Googleの提供するWebブラウザGoogle Chrome（Windows版のみ）が、IEをはじめとする他社のブラウザからシェアを奪っているなかで、NetApplicationsの調査によると、リリース後2週間のマーケット・シェアでは、Apple「Safari」のシェアだけは減少していないと伝えています。
調査によれば、リリース後2週間が経過して「Google Chrome」の市場シェアは0.85パーセントとなり、1週間前の0.67パーセントから上昇。MicrosoftのInternet Explorer (IE)、MozillaのFirefoxおよびOperaやNetscapeからシェアを奪っているなか、Safariは、逆にその間自身のシェアを0.7ポイント伸ばしており、影響をまったく受けていないとのこと。
ただ、Google Chromeは、現在Win版のみが提供されており、Macプラットフォームのユーザ向けにはまだ提供されていないことも影響していると思われます。

Reutersでは、Appleの「iPhone 3G」が、英Stuff magazineの読者によって「Gadget of the Year（ガジェット大賞）」に選出されたと伝えています。
同誌では、iPhone 3Gを「既に驚くべきガジェットのさらに速く、賢いバージョン」であると賞賛しています。
ちなみに、初代「iPhone」は、昨年、もっともクールなガジェットに選出されました。
今回ノミネートされたのは、PlayStation 3、Xbox 360、Wii Fit、Zeppelin iPodスピーカーシステムなど、いずれも強敵。
選出基準は、パフォーマンスやデザイン、クールさ（イケテル度合い）。編集者によれば、実際の消費者による投票なので、注目すべきバロメータになると指摘しています。
【関連記事】
– iPhone不振は「想定内」-KDDI小野寺社長

ZDNetでは、先週金曜にリリースされた「iPhone 2.1 ソフトウェアアップデート」について、モバイル版「Safari」に、SVG（Scalable Vector Graphics=ベクター画像処理技術）のサポートが組み込まれたと伝えています。
画像フォーマットとして従来のビットマップ（点の集まり）の代わりにXMLを利用したベクターグラフィックスを使うことで、拡大や縮小をしても描写の劣化が起きず、JavaScriptなどと連携させてインタラクティブなWebアプリの作成も可能になります。