日本HP、国内初のAthlon Neo搭載の薄型軽量PC「dv2」などノートPC夏モデル6機種を発表

ハイビジョン映像再生に最適なアスペクト比16:9ワイド液晶採用モデルが拡充し、ミニノート「HP Mini 1000」32GB SSD搭載モデルも登場

日本HP（日本ヒューレット・パッカード）は4月23日、個人向けノートPCの夏モデルとして「HP Pavilion Notebook PCシリーズ」4機種、ベーシックモデル「HP G61 Notebook PC」1機種、ミニノートPC「HP Mini 1000」1機種の、計6機種を発表しました。
新製品は、日本HPのオンラインストアHP Directplus、HP Directplusコールセンター、常設展示スペースHP Directplus Station、HP Directpartnerで、本日から順次販売が開始されます。

「HP Pavilion Notebook PCシリーズ」の夏モデルでは、AMDの薄型ノートPC向け最新プロセッサ「AMD Athlon Neo」を国内で初めて採用する12.1インチワイド液晶搭載の「HP Pavilion Notebook PC dv2」が新たにラインアップに追加されています。
また、「dv2」以外のラインアップすべてで、液晶テレビなどで主流になっている「16：9」のアスペクト比のディスプレイが搭載され、さらに、ミニノートPC「HP Mini 1000 夏モデル」では、記憶装置に大容量32GB SSD（Solid State Drive）を搭載したモデルと80GB HDDを搭載したモデルが新発売となります。
デザイン面では、「ZEN-design “kirameki”（煌）」（光と化したエネルギーが無数に瞬いている様を「HP Imprintテクノロジ」によって表現した黒ベースの新デザイン）が、「dv2」、「dv7」、「dv6i」、「dv6a」に採用されています。また、頻繁に持ち歩くことを想定したモバイルPC「dv2」では強度が考慮され、マグネシウム合金製の筐体が採用されています。

「dv2」は、薄型のモバイルエンターテインメントPC向け省電力プロセッサー「AMD Athlon Neo MV-40」（1.6GHz）を採用する12.1インチワイド液晶搭載モバイルノートPC。インターフェイスにHDMIポート、グラフィックスにハイビジョン映像再生支援機能を持つ「ATI Mobility Radeon HD 3410（512MB）」を採用し、3Dゲームも楽しめる性能を実現したAMDの最新プラットフォーム「Yukon」を採用したモデルになっています。また、12.1インチディスプレイ搭載のモバイルノートPCでは初めて、スクウェア・エニックスから「ファイナルファンタジーXI for Windows」の動作認定を受けています。
筐体は最薄部約24mm、質量約1.7kgと薄型軽量で、インターネットやメール、オフィスアプリケーション、DVD鑑賞やゲームなどのエンターテインメント用途まで、メインマシンとして使える機能が搭載されています。
また「dv2」は、日本AMDがPCメーカーと推進する「AMD eco プロジェクト2009」に対応しており、「HP Pavilion Notebook PC dv2」を1台購入するごとに、PC使用時に消費される電力により発生するCO2の一部を吸収固定するマングローブの木が1本、日本AMDを通じて植樹されます。

「dv7/CT 夏モデル」は、デスクトップPCに匹敵するパフォーマンスを備えた17.3インチワイド液晶（アスペクト比16：9、解像度1600×900）搭載モデル。
最新クアッドコアプロセッサー「インテル Core2 Quadプロセッサー Q9000（2GHz）」を選択可能（Q9000搭載時の最小価格は155,400円～）なほか、「ATI Mobility Radeon HD4650（1GB）」グラフィックスを搭載しています。

「dv6シリーズ」は、家庭内での持ち運びに適したスタンダードな構成の16インチワイド液晶（アスペクト比16：9）搭載モデル。テンキーを搭載するなど、デスクトップPCに代わる省スペースPCとして使いやすいスペックを備えています。
インテル製プロセッサを搭載する「dv6i」とAMD製プロセッサを搭載する「dv6a」の2つの製品ラインアップが用意され、それぞれカスタマイズ対応モデルと固定仕様モデルから選択可能。
「dv6i」は「ATI Mobility Radeon HD 4530」（512MB）グラフィックスを搭載し、「インテル Core　2 Duoプロセッサー T9550」（2.66GHz）を搭載可能で、動画編集など高度な処理性能が必要とされる用途にも適しています。「dv6a」は最小構成で6万円台。

薄型でスタイリッシュなミニノートPC「HP Mini 1000 夏モデル」は、ディスプレイをアスペクト比（16：9）の10.1インチワイド液晶へと変更し、記憶装置として大容量の32GB SSDと80GB HDDの2モデルを用意しました。また、付属ソフトウェアとして、セキュリティソフトの「Norton Internet Security™ 2009」（60日間試用版）、インターネット回線を利用してビデオ通話が楽しめるSkypeなどが新たに追加されています。

「G61」は、インテル製デュアルコアプロセッサ「Celeron T1600」（1.66GHz）とハイビジョン対応の15.6インチワイド液晶を搭載するベーシックモデルです。テンキー付きフルサイズキーボードや、デジタルカメラや携帯端末とのデータ交換が手軽に行える5-in-1メディアスロットを備えるなど、実用的な構成を採用しながら、6万円台からの優れたコストパフォーマンスを実現しています。