分かりやすいUIで「BlackBerry」より「iPhone」

WIRED VISIONでは、ワシントンDCの警察官に対して、事故対応や犯罪報告手続きの簡易化を図る目的で、耐久性の高いパナソニックのノートパソコン「TOUGHBOOK」(タフブック) に加え、Appleのスマートフォン「iPhone」を支給する取り組みが推進されていると伝えています。

当局の技術担当責任者によれば、

警察官は、支給されたiPhoneを利用して交通状況をチェックしたり、巡回ルートを追跡したり、事故への対応を改善したりできる

とのこと。

記事によれば、韓国Samsung Electronics、フィンランドNokia、「BlackBerry」のカナダResearch In Motion (RIM) のデバイスをテスト後に、「iPhone」が見事選ばれたそうです。

Apple社はこのユーザー・インターフェースで素晴らしい仕事をした。ブラウザーのアプリケーションとアプリケーションの統合が非常にシンプルなので、われわれが行なおうとしている変更管理の面で、導入がかなり容易になる。

今年7-8月のMacBookファミリー売上好調、5台に1つはMacノート

Registerによれば、市場調査会社NPDのデータによると、今年7月と8月におけるAppleのノートパソコンの出荷台数は、前年比で35%もアップ（売上ベースだと30%アップ）しており、米小売全体で20%のシェア（売上ベースだと35%のシェア）を獲得したと伝えています（via AppleInsider）。
一方のWindows搭載機は売上が1.5%ダウンし、前年比で10%も下落したとのこと。

Appleは、6月3日〜9月15日にかけて、学生・教職員向けに高額インセンティブを提供する年次プロモーションキャンペーン「Back to School」（学生向けプロモーション）を展開しており、Macノートの売上UPに大きく貢献したようです。

2008年第2四半期には、AppleのMacBookファミリー製品が、北米ノート市場において、前年比で6割を超える成長をみせてシェアを10.6%にまで拡大させています。
また、Appleの7-9月期におけるMac全体の売上も前年比で30%を超えるだろうという分析もあります。

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ソフトバンクモバイルが、iPhone 3G専用Eメール(i)サービスの仕様を変更すると発表していた件について、同社は今朝10時に「iPhone 3G」のSMS経由で同様の情報提供をしました。

＜ソフトバンクより重要なお知らせ＞
iPhone 3G専用Eメール(i)の利便性向上のため、2008年11月1日よりサービス仕様を変更させていただきます。

詳しくは、ソフトバンクモバイルのHPをご確認ください。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
ソフトバンクのSMS経由での情報通知サービスは便利な面もあるのですが、時として大した情報でもない広告がらみのインフォメーションを、「日曜の朝7時」に配信するようなこともあり、貴重な眠りを妨げられることもあります。
しかし一方で、「iPhone 3G」のUSB電源アダプタ交換プログラムなどといった重要事項の通知が迅速でなかったこともあります。

今週初めにフランスの新聞が、Mac Proから放たれている臭気に毒性ガスが含まれていると報じた件について、AppleのスポークスマンBill Evans氏は、このクレームを立証する証拠は何ら存在しないと指摘しながらも、今後調査を継続すると述べたそうです（via MacRumors）。

記事のなかでこの件を指摘した科学者によれば、Mac Proの臭気にベンゼンを含む複数の毒素が含まれており、ベンゼンの長期吸引はガンを含む病気を発症する危険度が増すと言及したとのこと。

リリース後のiPhoneアプリはNDAの対象外に、Androidを意識か？

MacRumorsでは、Appleがリリース後のiPhone向けソフトウェアへの秘密保持契約（NDA=Non Disclosure Agreement）を取り下げると発表したと伝えています。
この声明によると、Appleが当初NDAを取り入れたのは、iPhone OSにはAppleが保護したい多くの創出物と革新が含まれていたからであり、多くの特許でそれらのテクノロジをカバーしながらも、NDAでさらに盗用を防ぎたいという狙いがあったからだと説明されています。
しかし一方で、NDAによりデベロッパや執筆者など「iPhone」の前進を手助けする多くの関係者へは大きな負担となっていたのは事実であり、今後1週間程度内にNDA締結を解除した新しい契約書を送付するとしています。
これにより、デベロッパ間コミュニティの情報交換やiPhone SDKに関する出版などへ道を切り開くものになりますが、リリース前のソフトウェアや機能については、それらが実際に公開されるまではNDAの対象となっており、完全なるオープン化ではないことには変わりありません。

ほかにも、Appleが運営する「iPhone/iPod touch」向けアプリケ−ションを配布するApp Storeを巡っては、その掲載基準が不透明であり、さらに、App Storeへの不合格通知内容をNDAに設定するなど、風通しの悪さに多くの不満の声が挙っていました。
一方、GoogleのAndroid Marketが、完全なる自由なオンラインセンターであるのとは対照的であるともいえます。

リニューアルされるMacBookファミリーでLEDバックライト搭載モデルが増える？

Electronistaでは、Appleの主要サプライヤーである台湾のパネルメーカーKenmos Technologyが、LEDバックライト付きディスプレイの出荷を2008年第3四半期の7-8万ユニットから今第4四半期には20万ユニット以上へと大幅に増産しており、この生産レベルは2008年初頭の新製品「MacBook Air」および新型「MacBook Pro」の出荷時以来の数値であると伝えています。

これらの製品がApple向けかどうかは不明ながらも、今回生産されているうちの70％はハイエンドモデル仕様だと指摘されています。
Appleは2007年、15インチのMacBook Proに初めてLEDバックライト付きディスプレイを搭載以降、MacBook Airや17インチのMacBook Proでも採用するなど、その適用範囲を広げてきました。
AppleはまもなくMacBookファミリーのリニューアルを行うとみられていますが、MacBookにLEDディスプレイを搭載するかどうかは不明です（昨年の今頃にも同じような噂が流れました ＜Tsugawa.Tv ）。
Appleは、環境への配慮から、将来的に無水銀LCDディスプレイの採用を公に宣言していることから、近いうちにはすべてのMacノートでLEDパネルが採用されると思われます。

2008年9月17日にキヤノンから発表され、10月上旬に発売開始とされていたインクジェットプリンター「PIXUS（ピクサス）」シリーズ新製品は、10月3日からの店頭発売予定となっています。

キヤノンは、インクジェットプリンター「PIXUS（ピクサス）」シリーズの新製品として、インクジェット複合機「PIXUS MPシリーズ」5機種、インクジェットプリンター「PIXUS iPシリーズ」2機種の合計7機種を、また、新開発の写真用紙“キヤノン写真用紙・光沢 プロ プラチナ（PT-101）”を、それぞれ10月上旬から発売します。

キヤノンでは、10月上旬としかアナウンスしていませんでしたが、複数の家電量販店を調査したところ、10月3日（金）からの発売予定となっています。
発売されるのは「PIXUS MP980」など以下の7機種。

＊なお、店舗によってはスケジュールが異なることもありますので、事前にご確認することをお薦めします。

Mac、Safariのシェア上昇、iPhoneは3G効果で3ヶ月で70%増 – オンラインシェア

Webトラフィック解析サービスNet Applicationsによる9月の調査結果によると、オンラインユーザのApple Mac OSのシェアが8月の7.86%から9月は8.24%へと上昇、Safariのシェアも8月の6.37%から9月6.66%と数字を伸ばして、ともに過去最高のシェアを記録しました。

好調なMac OS、iPhone OSも大きく上昇
Mac OSが8%を超えたのは初めてであり、内訳はIntelベースが先月の5.44%から増加して5.84%に、PowerPCベースは先月の2.42%から若干数字を上げて2.45%になっています。
一方のWindows OSは8月の90.66%から90.28%になりシェアを落としています。
Appleのスマートフォン「iPhone OS」は着実にシェアを拡大しており、8月の0.30%から9月は0.32%へ数値を伸ばしています。Linuxのシェア0.91%も視野に入って来ました。「iPhone OS」はWin、Mac、Linuxに次ぐ4番目のシェアを誇るOSということにもなります。
「iPhone 3G」が世界で同時発売となった7月以降の伸び率は特に顕著であり、7月の0.19%から比較すると9月はおよそ70%も増加したことになります。

FireFoxのシェア後退
これまで順調に成長してきたFireFoxのシェアが8月の19.73%から9月は19.47%へ若干減少しました。GoogleのChromeが0.78%で4位に初登場しており、FireFoxからシェアを奪う格好になっています。

＊Net Applicationsのデータは約40,000のWebサイト（主としてe-コマースサイトや法人サイト）から収集した統計です。
＊Windowsの数値は、MacのWindows仮想化利用がわずかに貢献している可能性があります。

株式会社駅探は、iPhone向け乗換案内ソフト「駅探エクスプレス iPhone / iPod touch版」の有料版となるVersion 2.0の提供開始に伴い、今まで無料で提供して来た「駅探エクスプレス Ver.1」シリーズのサービスを近日終了すると発表しています。
これまでの無料版「駅探エクスプレス Ver.1」を起動するとダイアログが現れて、近日中に使用できなくなるとの通知が表示されます（SS写真参照）。
同社によれば、「駅探エクスプレス iPhone / iPod touch版」は現在までに10万人を超えるユーザが利用してきたとのこと。
App Store・350円・1.4MB・iPhone/iPod touchに対応

Ver2.0では、アプリ起動時に前回終了したポイントからアプリが起動するレジューム機能や、時刻表表示での平日・土休日の指定を可能にするなどの改良が施されています。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
すでにマストアプリのひとつになっているので購入するユーザも多いかも。
乗換検索アプリでは、出遅れた感のある「NAVITIME」も改良を進めるなど、今後競争が激化しそうです。
「NAVITIME」は非常にトラディショナルなインタフェースで不評をかっていました。
仮に駅探エクスプレスv2.0の価格350円で10万人のユーザが購入したと仮定すると3,500万円の売上ということに。無料版で認知度やユーザ数を増やしておき、キラーアプリへ成長すれば、大きな収益を得られるというビジネスモデルにもなるかもしれません。