CNET News.comでは、年内にもアップデートが予想される「MacBook Air」について、SSDモデルは、100GB以上の容量になることが予想され、STECやSamsungの128GBモデルやIM Flash Technologies [IMFT](IntelとMicron Technologyの合弁企業)の160GB容量クラスのSSDが搭載されるのではないかと伝えています。
さらに、SSDで採用されるのは、MLC(マルチレベルセル)ベースになりそうで、これは、SLC(シングルレベルセル)と比較して速度や消費電力、信頼性などで劣るとされてきましたが、最近では、技術面の進歩でコストやドライブ容量のアドバンテージを利用できるようになってきています。
プロセッサは、45nmプロセス低電力設計の次期モバイルテクノロジ「Montevina」(モンテヴィーナ) バージョン(Centrino 2)への移行により、パフォーマンスがアップするだろうと指摘、SFF (small form factor) Montevinaの消費電力は、現行の「MacBook Air」1.8GHzの20ワットと比較して、25ワット(2.4GHz)、17ワット(1.86GHz)、10ワット(1.2GHz)に収まる見込みです。
グラフィックス機能では、Montevina (Centrino 2) では「GMA X4500」という改良された統合グラフィックコアが採用され、現行のチップセット内蔵のIntel GMA X3100より3倍高速になると言われています。
バッテリ寿命についての問題はすべてのノートPCに共通して言えることで、取外し可能なバッテリや簡単に交換できる仕様が時として候補に挙げられますが、これらが採用されれば「MacBook Air」のウルトラスリムなデザインに妥協を強いることになるだろうと言及しています。
他にはハードディスクドライブやスクリーンの改良、ドッキングステーションのような外付け装置などの噂もありますが、最終的には、マイナーアップデートの部類に収まり、それほどの変化は見られないだろうと予想しています。