Google Voice機能の拡張＝一般電話への発信・受信可能

米Googleは25日（米国時間）、「Gmail」から一般電話に発信が可能となる新機能「Call phone」の追加を発表した。米国ユーザは年内一杯、米国およびカナダ宛に無料で通話できるほか、海外へも格安で通話可能となる。

これまで「Gmail」に搭載されていた音声・ビデオチャット機能は、ユーザ双方がコンピュータを使用する必要があったが、「Call phone」機能を利用することで、固定電話や携帯電話へ直接発信できるようになる。
すでに「Google Voice」を使用しているユーザは、Google Voice番号が相手に表示される。同機能の利用には、専用プラグインをインストールする必要がある。

11カ月連続のプラス成長＝リーマンショック前の実績を上回る水準に

電子情報技術産業協会（JEITA）は26日、AppleやNEC、富士通、東芝など大手13社の自社統計を取りまとめた7月のパソコン国内出荷台数を発表した。
出荷台数は、72万1,000台（前年同月比14.4%増）となり、8ヶ月連続で2桁のプラス成長を示すとともに、11ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
JEITAでは、「72万台超という実績は、リーマンショック前の2008年同月実績を上回る水準。企業収益の改善に支えられ、法人向けが高い伸びを続けている」と分析している。

出荷台数の内訳は、デスクトップ型が24万9,000台（前年同月比26.2%増）、ノート型が47万2,000台（同9.1%増）で、ノート型比率は65.5%だった。
出荷金額ベースでは、総計で661億円（同13%増）となり、デスクトップ型は230億円（同15.8%増）、ノート型は430億円（同11.5%増）となった。
また、テレビのアナログ放送終了が迫るなか、地上デジタルチューナ内蔵PCが7万5,000台（同83.1%増）と好調だった。

初の米国向け携帯＝AT&Tとの2年契約で99ドル

Dellは8月24日（米国時間）、Android OSを搭載したスマートフォン「Aero」を米国市場で発売すると発表した。価格は299.99ドルで、AT＆Tとの2年契約で99.99ドルになる。

主な仕様として、3.5インチ（640 x 360p）のマルチタッチ対応ディスプレイを搭載し、カメラは5Mピクセル（8倍ズーム／フラッシュ付き）。トライバンドUMTS/HSDPA（850/1900/2100 MHz）対応のクワッドバンドGSM/GPRS/EDGE 対応端末で、Wi-Fi、Bluetooth、GPS機能を備える。
Quick Officeをはじめ、FacebookやTwitterなどのSNSが利用できるアプリのほか、YouTubeやAndroid Marketとの連携も組み込まれている。
また、Adobe Flashに対応したフルHTMLブラウザが採用され、microSDカードスロットが搭載されている。
サイズは約 57.9（W）× 11.7（D）× 121.9（H）mm。重量は104gで、Appleの「iPhone 4」より33g軽い。 [Read More »]

総額16億ドルでの買収を提案

HPは23日（米国時間）、Dellが1週間前に買収することで合意していた仮想・クラウド向けストレージメーカーの3PARに対して、総額16億ドル（1株あたり24ドル）の買収案を提示したと発表した。
HPの提示額は　Dellの買収額11億5000万ドル（1株当たり18ドル）より33.3％高い金額になる。
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自然で目が疲れにくい3D映像を眼鏡なしで

3Dテレビ元年の2010年だが、問題は価格以上に「眼鏡」だった。パナソニックやソニー、シャープが、専用眼鏡を必要とする3Dテレビを発売しているが、煩わしい眼鏡を必要とすることで、市場シェアは伸び悩んでいる。
このような現状のなか、東芝は、裸眼でも3D（3次元）映像を見られるテレビを年内にも市場投入することが分かった。読売新聞によると、21型を中心に3モデルがラインアップされ、価格は数十万円程度になる見込みだという。

現行の3Dテレビは、専用の眼鏡をかけ、左右の眼の視差を利用した技術が採用されているが、東芝の新技術「インテグラルイメージング方式（光線再生方式）」は、角度の異なる多数の光を出すことで裸眼でも3D映像を見られる仕組み。
この技術により、脳内で立体的な映像を再現でき、見る人が位置を変えても立体的な映像を楽しめるうえ、画像も自然で目が疲れにくいという。

テレビ以外にもパソコンやゲーム機、デジカメなどの3D対応機器が発売されるなか、裸眼でも楽しめるデバイスの登場により、3D市場は一気に拡大する様相だ。
東芝以外ににも、シャープは、裸眼で3D表示が楽しめる液晶ディスプレイを開発しており、デジカメやスマートフォンなどのモバイルデバイス発売を控えている。

DTPデザイナー、CADプログラマーなどプロ向け「Logicool Wireless Mouse G700」

ロジクールは23日、クリエイター向け高性能・多機能マウス「ワイヤレスマウス G700」を9月3日より発売すると発表した。カラーはブラックのみで、対応OSは Windows XP / Vista / 7 、価格はオープンだが同社直販価格で9,980円（税込）となっている。保証期間は3年間。

「G700」は、Adobe Creative Suiteなどを使用するグラフィックスデザイナーや、3D CADプログラマー、編集者などのプロクリエイター向けに設計された、高度な快適性と効率性、および機能性を実現したプロ向けのレーザーマウス。
形状の異なる計13個のプログラム可能なボタンと最大5つのプロファイルを保存できるオンボードメモリを搭載し、手にフィットする自然な曲線デザインが特徴だ。
解像度は200-5700dpiで、2.4GHz帯通信を採用した高速レスポンスのワイヤレス仕様（小型のUSBレシーバーが付属、ワイヤードでも使用可）となっており、無線でも一般的なマウスの約8倍の速度（1000Hz）で接続することが可能だという。
本体サイズは79.8（W）× 126.3（D）× 45.9（H）mm、重量は151g。レシーバーのサイズは14.4（W）× 18.7（D）× 6.1（H）mm、重量は2gで、マウス内部に収納することができる。

欧州の景気後退の影響や、中国での在庫積み上がりなどにより、液晶パネルの生産調整が確認されている。
在庫増加により価格下落が懸念されるが、すでに今年春頃から価格の下落が続いている。

好調だったデジタル家電市場の勢いが一段落するなか、パネルメーカーは材料費の圧縮や減産体制に入ることで、昨年来の拡大基調を見直す動きがみられている。

LG幹部、「うちのタブレットはiPadより上だ」

韓国LGエレクトロニクスは、Optimusブランドとして、年内にWindows Phone 7採用のスマートフォンやAndroid搭載のタブレット端末などを市場投入することをすでに明らかにしているが、The Wall Street Journalによると、同社モバイル端末マーケティング担当副社長のMa Chang氏は、「弊社のタブレットデバイスは驚くほど生産性が高く、AppleのiPadより優れている」と述べた。

このなかで同氏は、「LGのタブレットは、ただ単に閲覧するだけのツールではなく、コンテンツ自体を創り出すことができる」と述べ、具体的には「ドキュメント作成やビデオ編集はもちろん、プログラミングも可能になる」という。

ちなみに関連会社であるLG Displayは、iPadをはじめとする電子書籍リーダー向けにLCDディスプレイを供給している。

パソコンやディスプレイの売上が鈍化

台湾の経済産業省は20日、7月のパソコンなどのIT製品海外受注高が前月比で約10％減と大きく落ち込んだと発表した。欧米市場の景気後退の影響が大きいとみられる。

受注減の要因として、パソコンやディスプレイなど、主要IT製品・部品の売上鈍化が挙げられており、さらに、主力のノートパソコンや携帯電話も受注が伸び悩んでいるという。

今後は年末商戦に向けて受注が高まると予想されるが、欧米の個人消費の不透明感に対する懸念は拭いきれていない。

ソニーマーケティングは20日、オンラインショップや店舗運営を手掛ける子会社のソニースタイル・ジャパンを10月1日付けで吸収合併すると発表した。

また、直販サイト「ソニースタイル」を「ソニーストア」の名称に変更する。なお、サービス内容に変更は無い。
運営会社のソニースタイル・ジャパンによると、ソニーのブランド発信拠点である「ソニーストア 銀座」「ソニーストア 大阪」「ソニーストア 名古屋」と統一することで、「より多くのお客様に『ソニーのお店』として、分かりやすくご認識いただけるようにした」という。