HPはすでにMicrosoftの次期「Windows 8」を搭載するタブレット型端末投入を明らかにしていたが、情報筋によれば、プロセッサとして、Intel製Atom(Clover Trail)とQualcomm製ARMチップ(Snapdragon)の両方をテストしているとされる。
Intelが今年後半に投入する「Clover Trail」ベースのタブレットとして、HPはコンシューマー向けと法人向けの2機種を開発中であり、コンシューマーモデルはタブレットとノートパソコンの両機能を持ち合わせたハイブリッド型になるという。
また、DisplaySearchのアナリストRichard Shim氏は、HPが10.1インチ(解像度1,366×768)のディスプレイ搭載タブレットを開発中であり、今年7月に生産が開始される見込みだと指摘。
HPのメグ・ホイットマンCEOは以前、現状のタブレット市場について「Microsoftのような生産的なソフトウェアを走らすことができない」と述べていたが、ARM版「Windows 8」が「Office 15」をバンドルすることから、過去の失敗を教訓にして競争力の高い製品を投入できるか注目される。