最大容量160GB、マルチタッチ対応タッチパッドを搭載したファンレス設計のネットブック

デルは3月30日、プロセッサにIntel Atom Z520 (1.33GHz) を採用し、動画コンテンツの視聴に適した16:9比の10.1インチワイド液晶と液晶テレビに出力できるHDMIポートを搭載した、個人向け小型ノートパソコンの新製品「Inspiron Mini 10」を発表しました。販売開始は4月上旬の予定で、価格は49,800円からとなっています。

「Inspiron Mini 10」には、6つのカラーオプションが用意されており、ファンレスによる静音性や生活防水への対応も図られています。
また、ディスプレイには画面全体を1枚のパネルで覆うEdge-To-Edgeを採用し、キーピッチ17.5mmのフルサイズ並みのキーボードが搭載されています。

店頭モデルの主な仕様は、プロセッサがIntel Atom Z520（1.3GHz）、チップセットはIntel システムコントローラ Hub US15W、グラフィックスはチップセット内蔵のIntel GMA 500、メモリは1GB DDR2-SDRAM、HDDは120GB HDD (5400回転) 、ディスプレイは10.1インチWSVGA液晶などとなっており、インターフェースには、HDMIポート、10BASE-T/100BASE-TX、USB 2.0 x 3、5-in-1 カードスロット、イーサネットを備えるほか、130万画素ウェブカメラを搭載しています。そのほか、内蔵ワイヤレスLAN（802.11nも選択可）を標準搭載して、Bluetoothもオプションで選択可能となっています。

6色（オブシディアン・ブラック、パール・ホワイト、チェリー・レッド、プリティ・ピンク、アイス・ブルー、ジェイド・グリーン）が用意され、OSはWindows XP Home Edition SP3 正規版 (日本語版) で、サイズは261 x 182.5 x 25.3-28 mm、重量1.17kg（構成によって変動）。
後日、内蔵ワンセグチューナーや内蔵GPSモジュールも販売予定。

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ウルトラスモール筐体でデュアルコアAtom搭載の省エネ・静音設計モデル

マウスコンピューターとエディオンは3月30日、共同企画オリジナルパソコン「E-GG＋（エッグプラス）」シリーズの新製品として、Intel Atom 330を採用した超小型NetTopパソコン「EGPA33DR32XP」を発表しました（PDF）。
価格は4万9,800円 (税込／モニタ別売り) で、エディオングループ全店舗およびショッピングサイト「エディオンイードットコム」（http://www.edion.com/）で、4月1日より受注を開始し、同月中旬より店頭販売を開始予定。

EGPA33DR32XPは、NetTopと呼ばれる超小型デスクトップパソコンながら、Webブラウジングやメール、チャットなどのパフォーマンスに優れ、省エネ、省スペース、静音を実現したオリジナルモデル。
主な仕様は、プロセッサがIntel Atom 330（1.60GHz ）、チップセットはIntel 945GC Express、グラフィックスはチップセット内蔵のIntel GMA 950、メモリはDDR2 SO-DIMM 2048MB PC-5300 (2048MBｘ1) 、HDDは320GB Serial-ATA（7200rpm）、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブなどとなっており、インターフェースには、IEEE802.11b/g対応無線LAN、4in1カードリーダー、USB2.0ポートx6、10/100Mbps対応LANなどが搭載されています。
その他、PS/2日本語キーボード、USB光学式スクロールマウス、OSはMicrosoft Windows XP HomeEdition SP3 正規版、消費電力は最大でも65W、1年間無償保証付き。サイズは60(W)×200(D)×250(H) mm、筐体の体積は3L。

位置情報に応じたターゲティング情報配信ASPサービス「次ナビ」を法人向けに提供開始

NTTドコモは2009年3月30日、観光やサービス業などに携わる企業や自治体向けに、携帯電話の位置情報と連動した情報配信が可能な3キャリア対応のASPサービス「次ナビ（つぎなび）」の提供を、3月31日より開始すると発表しました。

「次ナビ」とは、携帯電話向けコンテンツ配信サービスの提供を希望する企業に対し、位置情報と連動した情報配信機能、システムの運用、利用者行動分析までを、ドコモがワンストップで提供するサービス。
同社では、ユーザの行動履歴を収集することが可能となり、その統計情報を元にしてレコメンド配信などに生かすことができるとしています。

ユーザ側の使用環境として、ブラウザ版とiアプリ版が用意されており、ブラウザ版ではAdobe Flash 1.1以上に対応したドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯電話で利用でき、iアプリ版はDoJa 5.0以上かつメガiアプリ対応モデルで利用可能。位置情報の定期測位が行えるiアプリ版を利用する場合、PUSH配信が可能となります。

「次ナビ」では、位置情報と連動したコンテンツ配信のほかにも、推奨スポット情報の提供やコンテンツ検索、地図表示、ルート案内などの効率的な情報配信サービスが提供可能であり、管理者は利用者の行動分析レポートをWeb上で閲覧することができます。
ドコモは、同サービスを観光・レジャー・グルメ・イベントなどの旅行情報やテーマパークなどの人気アトラクション情報や各アトラクションの混雑状況などをリアルタイムに配信するビジネスモデルを想定しており、会員情報やエンドユーザの行動履歴（エリア来訪者、滞在時間、エリア間遷移等） が把握できるツールとしての導入メリットを主張しています。

MS – Arcマウスシリーズのカラーバリエーションに3つの新色製品を追加

マイクロソフトは3月30日、携帯性と快適な操作性をあわせ持ち、コンパクトに折りたたむことができるフルサイズのアーチ型ワイヤレスレーザーマウス「Arc Mouse」に、カラーホワイト、グリーン、パープルの新色3モデルを追加すると発表しました。発売開始は2009年4月17日で、価格は6,600円（税別）。
これによりArcマウスシリーズは、すでに発売中のブラック、レッド、ブルーと合わせて全6色のカラーバリエーションになります。なお、グリーンとパープルは数量限定での発売です。

Arc Mouseは、トランシーバーにマイクロソフト製マウスの中で最小サイズとなる、超小型のマイクロトランシーバーを搭載し、さらにトラッキングには、6000 fps/1200 dpiという高精度のレーザーテクノロジを採用しており、高いパフォーマンスとデザイン性を追求した製品になっています。
その他特徴として、2.4 GHzワイヤレス テクノロジを採用し、4ボタンを搭載、スクロールホイールを装備して、左右の利き手を選ばないデザインになっています。

Arc Mouseは3年間の製品保証付きで、Mac OS X 10.2から10.5.xおよびMicrosoft Windows Vista／Windows XP 日本語版に対応（要USBポート）。使用電池は単4電池2本、電波受信範囲はレシーバーから約10m以内となっています。
寸法 (縦 x 横 x 高さ) は、約108 x 57 x 35 mm、重量は約90g (バッテリー含む) 。

インターネット検索最大手米Googleは先週、景気後退の影響で広告収入が減少したことなどを理由に、世界における販売・マーケティング部門などを対象にしておよそ200人を削減するリストラ計画を明らかにしたばかりですが、Reutersによると、こうした人員削減の一方で、同社はWebサイトでソフトウェア・エンジニアや販売／マーケティング部門などで360人におよぶ新規採用を始めたとのことです。

今回の採用について同社スポークスマンMatt Furman氏は、

総従業員2万人超の組織では多様な編成が必要であり、ある部門でポジションが重複するからといって、このことが多くの人材が必要とされる他の部門へ影響するという訳ではない。

とコメントしています。

今回募集されている360人の半数は米国内で採用予定。残り半数はアイルランドやオーストラリアなど広範囲に及んでいます。

NVIDIAが、「GeForce GTX 280M」を含むノートブックPC向けGPU「GeForce GTX 200M/GTS100M」シリーズの新しいラインナップとデスクトップPC向けGPU「GeForce GTS 250」をそれぞれ発表しています。

発表されたノートPC向けGPUのラインアップは、ハイエンドクラス向けの「GeForce GTX 280M」と「GeForce GTX 260M」、ミドルレンジ向けの「GeForce GTS 160M」と「GeForce GTS 150M」の計4種類。
このGTX/GTSシリーズは、「G92」GPUアーキテクチャをベースに55nmプロセスで製造されており、さらに高速化された新しいGeForce 200シリーズは、それまでのハイエンドGeForce 9800M世代の製品に比べて50%以上速いフレームレートが提供されます。
2個のGPUを一組にする「SLI」やバッテリー寿命を伸ばす「HybridPower」テクノロジにも対応しています。

ASUS、Clevo 、MSI などは既に、イベントCeBitにおいて、GeForce GTX 200M 、およびGeForce GTS 100M シリーズのGPUをベースにしたノートブックを展示しています。

デスクトップPC向けミドルクラスGPU「GeForce GTS 250」は、新製品とはいえ実質は「GeForce 9800 GTX+」のリネーム版であり、512MB搭載モデルが129ドルに引き下げられ、新たに1GB搭載モデルが149ドルで提供されます。

[PENTAX 新製品] 光学24倍の超高倍率ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「PENTAX X70」

ペンタックス（HOYA）が、コンパクトボディに広角26mmから超望遠の624mm（35ミリ判換算）に相当する光学24倍の高倍率ズームレンズを搭載し、多彩な撮影が楽しめるオールマイティなデジタルカメラ「PENTAX X70」を発表しています（プレスリリース）。
発売予定は2009年3月下旬で、価格はオープン（市場予想価格は4万円台半ば）となっています。

有効約1,200万画素で、広角26mm〜超望遠624mm（35ミリ判換算）相当の光学24倍ズームを搭載し、画質を落とさず拡大できるインテリジェントズームと合わせると、最大約150倍（3900mm）相当の高倍率ズームも可能。
また、最短1cmまで被写体に近づけるマクロ撮影に対応し、静止画と動画に対応したトリプル手ぶれ補正「SR（Shake Reduction）」により、手ぶれが起きやすい光学24倍高倍率ズームでもぶれを抑えることができます。
さらに、最高約11コマ/秒、最大21コマの高速連写を搭載して、動く被写体にピントを合わせ続ける自動追尾AFに対応しています。
動画は、光学24倍ズーム、有効約1,200万画素の高画質を活かした、1,280×720ピクセル、縦横比16：9のハイビジョンサイズを撮影できます。
また、デジタル一眼レフカメラと同等の露出設定モードを搭載することで、プログラム（P）、絞り優先（Av）、シャッター優先（Tv）、マニュアル（M）から、シーンや被写体、作画意図に合わせて自由に撮り方を選べます。

一度に32人までの顔を検出できる顔認識AF＆AEを搭載するほか、笑顔になったら自動で撮影する「スマイルキャッチ」や、 目つぶりをカメラが知らせてくれる「まばたき検出」、顔認識時間がわずか約0.03秒の高速顔認識など、顔を「キレイに」写せる機能が充実しているのが特徴です。
また、撮影シーンに合わせて、7つの撮影モード（標準、風景、ポートレート、夜景ポートレート、夜景、スポーツ、花）から最適なモードを自動選択してくれるので、カメラまかせで写真が撮れます。

携帯電話の接続料金算定基準を見直し、11.1〜11.8%値下げで国際基準へ

NTTドコモは、2008年度適用の事業者間における携帯電話の接続料改定について、3月2日に総務大臣へ届け出を済ませて、2007年度適用の接続料から事業者間のコスト負担を10％以上低減すると発表しています。
今回発表された値下げ後の新接続料は、2008年4月1日に遡って適用されます。

今回の値下げは、KDDIやSoftBank、イーモバイルなどドコモ以外の携帯電話からドコモ宛に通話した際に発生する接続料金（アクセスチャージ）が対象であり、ドコモの携帯電話との相互接続点が同一区域内であれば1秒あたり0.160円（-11.1％）、区域外の場合には1秒あたり0.180円（-11.8％）の新接続料が適用されます（カッコ内は現行比）。

固定電話に比べて割高な携帯電話の通話料金について総務省は今年1月、異なる通信会社間の接続料に、新たなルールを検討する方針を示していました。
今後、ドコモに続いて、他社携帯キャリアからも通信事業者間の接続料値下げが発表されるものと思われます。

ドコモの携帯電話における接続料の推移

携帯電話の接続料の国際比較

Logitechの日本法人であるロジクールが、PCゲーム向けラインナップ「Gシリーズ」の新製品として、トラッキング性能を大幅に向上させた新センサー搭載の「ロジクール G9x レーザーマウス (型番:G-9x) 」と、7.1chサラウンド出力に対応した音声モーフィング機能搭載の「ロジクール G35 サラウンド ステレオ ヘッドセット (型番:G-35) 」を2009年3月27日に発売すると発表しています。
価格は両製品ともオープンプライスで、直販のロジクールストア（オンライン）価格はG-9xが11,800円、G-35は12,800円（各税込）となっています。対応OSはWindows XP/ Windows Vista。

ロジクール G9x レーザーマウス

ゲーム向けレーザーマウス「G9x」は、「G9 Laser Mouse」の後継機種として開発され、新採用の次世代ゲーミンググレード・レーザーセンサーを搭載することで、センサーの最大スピード150インチ/秒、イメージプロセス9.0Mピクセル/sを実現し、マウス操作を止めることなく、マウスの解像度（感度）を手元で素早く調整可能で、精確なターゲティング（200dpi）から超高速移動（5000dpi）までを設定できます。
さらに、ゲームユーザのプレイスタイルに合わせた使い分けができる着脱式グリップを2種類同梱しています。
オンボードメモリには、最大5つのプロファイル設定を記録できるカスタマイズ性能が提供され、ウェイト調整システムを使用すれば、最大28グラムのウェイトを追加できます。
また、マウスに搭載されたLEDの発光色を変更することができ、ゲームタイトルや好みに合わせるだけでなく、ロジクールから発売中のキーボード「G15」やアドバンスゲームボード「G13」と併用してユーザ好みのデスクトップ演出も可能になります。

ロジクール G35 サラウンド サウンド ヘッドセット

7.1chサラウンドに対応するアクションゲームや映像ソフトが増えるなか、「G35」(G35 Surround Sound Headset) は、7.1chに対応するロジクール初のオーバーイヤー型ヘッドセットです。
「G35」には、第2世代Dolby Headphoneテクノロジが搭載されており、3次元の音場を正確に再現できるほか、位置の調節が可能なノイズキャンセリングマイクを採用することで、音声だけをクリアに伝えることが可能になっています。

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NTTドコモが2月20日から発売を開始し、2月27日に充電中の発熱を理由として一時販売を停止しているdocomo PROシリーズのスマートフォン「BlackBerry Bold」について、デバイスの開発製造元であるカナダRIM (Research In Motion) 社は、日本以外でも同デバイスは30カ国以上で幅広く発売しているとしたうえで、他の国では発熱したという問題は報告されておらず、また今回のケースも電池自体が発熱するという現象ではないと述べ、引き続き調査を行っていくという声明を出しています（右写真は、都内家電量販店の携帯電話売り場で店頭に張り出されたドコモのお詫び案内ポスター）。

2月26日までに販売された約4,000台のBlackBerry Boldのうち、本体キーボード部分が手に持てないほどの熱さにまで発熱したという報告がおよそ30件寄せられており、NTTドコモでは、火傷や発火などの事実は確認していないとしながらも、充電中に発熱した場合には、使用・充電を中止するよう呼びかけています。

NTTドコモは、今回の不具合について、現在調査中としており、販売再開時期については、別途案内するとコメントを出しています。

問い合せは、ドコモ・ブラックベリー・ケア「0120-045-360 (午前9時30分～午後9時) 」まで。