「Aシリーズ」3機種 +「Sシリーズ」9機種
ソニーは16日、携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」新製品として、シリーズ史上最薄となる厚さ約7.2mmのボディを実現した上位モデル「Aシリーズ」3機種と、音質や機能性をアップさせたカラフルボディの普及モデル「Sシリーズ」9機種の計12機種を発表しました。価格は全てオープンプライスで、10月10日より順次発売開始となります。
両シリーズともに、音楽再生にシンクロする歌詞表示機能「歌詞ピタ」を初搭載し、iTunesからのドラッグ&ドロップ転送に対応したほか、BDレコーダーから高速転送できる「おでかけ転送」機能や、PS3などの機器との連携が強化されています。
最大のライバルであるAppleは今月10日に「iPod Family」のラインアップを刷新して、最新市場シェアでは再び大きな差をつけられていることから、ソニーは新製品の投入により巻き返しを図りたいところ。
■ NW-A840シリーズ(3機種)
従来の2.4インチから2.8インチ(240×400ドット)へと広くなった有機ELディスプレイを採用し、フルデジタルアンプ「S-Master」や、デジタルノイズキャンセリング機能などを搭載。
カラバリはブラックとブラウンの2色で、フラッシュメモリ容量16GBの「NW-A845」(24,000円前後)、32GBの「NW-A846」(30,000円前後)、64GBの「NW-A847」(40,000円前後)の3機種がラインナップされ、10月31日発売予定です(カッコ内は店頭予想価格)。対応OSはWindows XP/Vista。
“ウォークマン” NW-A840 シリーズ